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比較・選び方

一人社長の請求書作成を自動化するには?無料ツール5つを比較

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結論

向いている

月50通以内から始め、作成・送付の手作業を減らしたい

向いていない

複雑な承認、販売管理、入金消込まで一度に自動化したい

実際に確認

  • Misocaの作成・送付・自動作成予約(実機)
  • 他4サービスの料金・機能(公式ページ)
  • 会計ソフトに付属する請求機能の有無(公式ページ)

未確認

  • Misoca以外の操作感
  • 各サービスの無料上限到達時の画面
  • 会計ソフトに付属する請求機能の操作(弥生請求 Next・freee・マネーフォワード)と弥生請求 Nextの送付件数の上限

この記事を検証した条件

検証日:2026年9月14日

  • 5サービスは公式サイト・公式サポートで比較(2026-09-13)
  • 会計ソフトに付属する請求機能を弥生・freee・マネーフォワードの公式ページで確認(2026-09-14)
  • Misocaのみ無料体験プランで実機検証(2026-09-09〜10)
  • 請求書3枚を作成し、自分宛にメール送信
  • 自動作成予約の設定画面と利用上限表示を確認
  • AI操作代行あり

毎月、前月のExcelを複製していませんか。日付と金額を直し、PDFにして、メールへ添付する。数件でも毎月続くと、忘れないための管理まで必要になります。

結論から言うと、一人社長は「無料の枚数」より、どこまで自動になるかで選んでください。作成だけ、定期作成、メール送信、入金確認では、減らせる作業が違います。

この記事では無料から始められる5サービスを比較します。実際に操作したのはMisocaだけです。

まず、どの作業をなくしたい?

「請求書を自動化したい」だけでは、必要な機能を決められません。今の作業を、次の4つに分けてください。

  1. 作る

    取引先、請求日、品目、金額を入力してPDFを作ります。

  2. 送る

    メールへ添付するか、閲覧用URLを送ります。

  3. 繰り返す

    毎月同じ内容なら、日付だけ変えて請求書を作ります。

  4. 入金を追う

    銀行明細と照らし合わせ、未入金なら連絡します。

Excelから置き換えるだけなら、「作る・送る」で十分です。継続契約が多いなら「繰り返す」、未入金の確認まで減らしたいなら「入金を追う」が選定条件になります。

無料で始められる5サービスを比較

各社の公式ページをもとに、無料で続けられる範囲と、追加料金が発生する条件を分けて整理しました。

サービス 無料で使える範囲 繰り返し請求 向いている使い方
Misoca 無料プランは月10通まで 自動作成予約あり(公式には自動メール送信もあり) 月10通以内で、PDF・メール送信までまとめたい
INVOY Freeプランは0円。請求書の作成・発行、メール共有、自動作成予約に対応。公式料金表に枚数上限の記載なし 自動作成予約あり 枚数を気にせず無料で作成と予約を始めたい
請求QUICK 月50通まで無料。月51通以降は1通30円(税抜) 請求書作成予約・自動送付予約あり 承認・発行管理まで無料枠で使いたい
Square請求書 フリーは月額0円。作成・送信、定期請求書は無制限。銀行振込なら手数料なし、カード決済は3.25%(定期自動課金・カード情報保存は3.75%) 定期送信予約あり 請求とオンライン決済を一緒にしたい
invox発行請求書 フリーは初期費用・月額基本料0円で、毎月15件まで発行・メール送付 定期的に発行する請求書の自動生成あり 月15件以内の標準レイアウトで始め、将来は承認や入金消込も検討したい

無料という言葉だけを見ると、どれも同じに見えます。ただし、Squareはカード決済を受けると決済手数料がかかります(銀行振込なら無料)。請求QUICKは月51通目から従量課金です。invoxはフリーを継続できますが、標準レイアウトと月15件までに限られ、承認や入金消込などは有料プランの範囲です。

比較するときの注意

「請求書を無料で作れる」と「入金まで無料」は別です。決済手数料、郵送代行、銀行連携、利用人数など、使う機能に応じた費用を確認してください。

もうひとつ、申し込む前に確かめてほしいことがあります。すでに会計ソフトを契約しているなら、そちらに請求書の機能が付いていないか。 たとえば弥生会計 Nextを契約していれば、追加の申し込みなしで「弥生請求 Next」を使えると公式ページにあります。ただし同じページに「※ プランによって使える機能や利用人数は異なります」という注記があるので、申込前に対象プランで確かめてください。この記事で取り上げているMisocaは弥生の別サービスで、弥生会計 Nextに付くのは弥生請求 Nextのほうです。

freeeはひとり法人プランの主な機能に請求書の作成・管理が入っています。マネーフォワードは、請求書発行を含む12サービスが基本料金に含まれると料金ページにあります(プランごとの内訳ではなく、基本料金に共通の記載です)。

なお、私が試したのはこの記事の5サービスのうちMisocaだけで、会計ソフト側の請求機能は操作していません。弥生請求 Nextの送付件数の上限も、公式ページでは確認できませんでした。会計ソフト側の比較は「一人社長が選ぶクラウド会計ソフトは?」にまとめています。

一人社長なら、どれを選ぶ?

月10通以内で、まずExcelをやめたいならMisocaが候補です。作成、PDF出力、メール送信、自動作成予約を一つのサービス内で試せます。

無料のまま請求書の作成予約を使いたいなら、INVOYも比較対象です。公式料金表ではFreeプランでも請求書の自動作成予約を利用できます。ただし、この記事では実際の操作や送付結果まで試していません。

月11〜50通なら請求QUICKの無料枠に収まります。枚数の上限を気にしたくないなら、公式料金表に上限の記載がないINVOYか、作成・送信が無制限のSquare請求書も候補です。Squareは銀行振込で受け取る限り無料で、カード決済を受ける場合だけ手数料(3.25%、定期自動課金は3.75%)がかかります。オンライン決済と回収まで重視するなら、Square請求書のほうが目的に合います。

承認フロー、一括送付、入金消込まで必要なら、無料枠だけで決めないほうが安全です。請求QUICKは承認後の発行・差し戻しを管理できます。invoxで承認や入金消込を使う場合は有料プランが必要です。必要な機能に合わせて月額と従量料金を見積もってください。

Misocaで実際にどこまで自動化できた?

私はMisocaの無料体験プランで、架空の取引先を使って請求書を3枚作りました。取引先を初めて登録した状態から、請求書1枚の作成と発行まで約1分でした。

PDFはすぐにダウンロードできました。メールもMisocaから送れます。ただし、最初の送信前にログイン用メールアドレスの確認が必要です。確認していない状態では、宛先を入力しても送信できませんでした。

継続契約向けの「自動作成予約」では、毎月や毎年の周期、開始日、終了日、支払期限を設定できます。品目名へ{month}を入れると、作成月の数字に置き換わりました。公式サイトには自動メール送信の記載もありますが、今回試したのは予約の設定までです。

毎月の複製はなくせます。ただし、作成された請求書の内容を見ずに、そのまま取引先へ送る運用にはしませんでした。

入金管理は、請求書ごとに「入金済に変更」または「入金日を登録」を選ぶ方式でした。銀行の入金と複数の請求書を自動で突き合わせる機能までは、今回の画面では確認していません。

つまずいたのは開始日とメール確認

自動作成予約の開始日に当日を選ぶと、「開始日は翌日以降を選択してください」と表示されました。翌日へ変えると保存できます。

もう一つはメールアドレスの確認です。請求書を作り終えてから止まると二度手間になります。登録直後に確認メールを開き、自分宛てのテスト送信まで済ませてください。

正直、気になった点

  • Misocaの無料プランは月10通を超える請求書を作れません。11通目を作る月があるなら、有料プランか別サービスも比較が必要です。
  • 私が試した無料体験プランでは、送信メールの下部に弥生の広告が入りました。無料プランでも同じかは確認できていません。
  • 他の4サービスは公式ページの比較だけです。操作の迷いやすさ、メールの見え方、上限到達時の画面は試していません。
  • 自動作成は、契約変更や請求額の変更を自動で判断しません。送付前の確認手順は残してください。

まとめ

請求書作成の自動化は、なくしたい作業から選びます。月10通以内で作成・PDF・メール送信をまとめるならMisoca。枚数上限の記載なく無料で作成予約まで使うならINVOY、月50通までで承認・発行管理も使うなら請求QUICK、オンライン決済までならSquare請求書が候補です。

その前に、すでに会計ソフトを契約しているなら、付属の請求機能を先に確かめてください。新しく契約しなくても済むことがあります。

私はMisocaだけを実際に試しました。まず取引先1社で「作る → 自分宛てに送る → 翌月分を予約する」まで試し、取引先へ送るメールと毎月の確認手順が自社に合うか判断してください。

詳しい操作と、使って分かった制約は「Misocaを無料で試してみた」にまとめています。

Misoca(公式サイト)

月10通以内なら、請求書の作成・送付・翌月分の予約から試せます。

Misocaで請求書を1枚作ってみる

料金、無料枠、キャンペーンは申込前に公式ページで確認してください。

Sources